JAグループ長崎様からの依頼を受け、長崎大学全学書道部が10月16日の「国消国産の日」のPRの一環として製作する垂れ幕に揮毫(きごう)しました。
この垂れ幕は、多くの来訪者が長崎市を訪れる長崎の伝統行事「長崎くんち」の開催期間と、長崎スタジアムシティの開業に合わせ、県JA会館(長崎市出島町)の壁面に掲げられています。
「国消国産の日」は、JAグループが提唱する「国民が消費する食料は、できるだけ自国で生産しよう」という考え方を広めるために制定されたものです。
今回の垂れ幕には、スタジアムシティ「ピーススタジアム」でのこけら落としライブ(10月13日)や「ハピネスアリーナ」でのチャリティーコンサート(10月19日)に出演する長崎市出身のアーティストである福山雅治さんとさだまさしさんへの歓迎の気持ちとともに、お二人と「一緒に長崎を盛り上げたい」という思いが力強い書で表現されています。
また、この垂れ幕には「食」と「歌」を通じて長崎を活気づけ、消費者が食料や農業に対して関心を持ってもらいたいという願いが込められています。揮毫に参加した学生は、「長崎スタジアムシティの開業が街にさらなる活気をもたらすことを願いながら書きました。『国消国産の日』を通じて、食料や農業に対する理解を多くの方に深めてもらえたら嬉しいです」と語り、さらに「外部企業との交流を通じて地域に貢献できたことはとても貴重な経験でした。今後も地域のために役立てるよう、さまざまな依頼に積極的に取り組んでいきたいと思います」と意欲を示しています。
今回の全学書道部の活動は、長崎の地域文化や産業の発展に役立ちたいという思いから生まれた試みであり、今後のさらなる地域貢献が期待されています。この垂れ幕は、10月19日まで掲示される予定ですが、天候によって変更となる場合があります。