2月14日・15日に岐阜県岐阜市で開催された第22回全日本学生落語選手権『策伝大賞』に出場しました!この大会は、大学生など18歳以上の学生が対象の落語の全国大会で、長崎大学は県内唯一の出場校でした。
今年は全国62の大学・大学院から308人が応募し、その中からビデオ審査を通過した132人が、岐阜市で開催される予選へ進み、環境科学部3年の麗し亭千春もそのひとりに選ばれました。
予選には、昨年9月に福井県小浜市で開催された全国女性落語大会でも演じた演目「お菊の皿」で挑みました。
策伝大賞の予選の制限時間は6分。全国女性落語大会よりも持ち時間が短く、大事な部分を残しつつ6分間に収める編集力も問われます。
麗し亭千春の口演時間は、なんと5分57秒。


全国女性落語大会の時と比べて、ミスも無く、より面白さを伝えることができたと手応えを感じ、ライブ配信の実況を務めたプロの落語家からは、「若さがはじける落語だ」と評価をいただきました。

また、ライブ配信では出場者にインタビューも行っており、策伝大賞の魅力や楽しさについても思いっきり語ってきました!
予選終了後、ビアガーデンで行われた打ち上げには、全国の落研生が一堂に会し、真冬の寒さも忘れるほどの熱気に包まれ、まるでお祭りのような盛り上がり。ふと夜空を見上げると満月が輝き、まさに落語家にふさわしい風情のある光景が広がっていました。


審査の結果、決勝進出は叶いませんでしたが、ベストを尽くし、全国の大学生との交流を深めることができ、貴重な経験となりました。前回の反省を生かし、より良い高座を届けられたという実感が得られた最高の大会でした。今回得た学びを次回に活かし、さらに磨きをかけた落語を披露できるよう精進していきます!