皆さんは、「ヤングケアラー」を知っていますか?
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどもや若者のことです。
長崎大学漫画研究会ではこのたび、長崎県からの依頼を受けて、ヤングケアラーの存在と課題をテーマにした広報啓発漫画を制作しました。タイトルは「カゲロウの僕ら』。2025年3月31日より、長崎県の公式ホームページにて公開されています。

この作品は、家族のお世話を担う「ヤングケアラー」の高校生が主人公。主人公が日々の悩みや苦しみを抱えながらも、周囲の支援や理解を得て少しずつ自分を取り戻していく様子を描きました。
制作にあたっては、元ヤングケアラーの方から話を聞いたり、支援活動を行っている団体の方々とも連携し、シンポジウムに足を運んだり、資料を調べたりしてストーリーを練り上げました。主人公が感じる孤独や不安、時には周囲とのすれ違いといった微細な感情を、リアルに感じていただけるよう表現しています。この漫画が、社会の中で見過ごされがちなヤングケアラーの存在やその現実、そして支援の重要性を考えていただくきっかけとなれば嬉しいです。
作品は以下のURLからご覧いただけますので、是非ご一読ください。
https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2025/03/1743380601.pdf
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