【全学書道部】日台連帯平和祈念揮毫の会に参加しました!

【全学書道部】日台連帯平和祈念揮毫の会に参加しました!

この度全学書道部は、日本と台湾の平和を祈念することを目的に10月10日(金)に台湾・台南市の鄭成功廟(延平郡王祠)で開催された「日台連帯平和祈念揮毫の会」に参加しました。

会場は、長崎県平戸市生まれの台湾の英雄・鄭成功を祀る地であり、私たちは「非核非戦(核を持たず、戦わない)」という平和への誓いを揮毫しました。

「非核非戦」は、ただの理想ではなく、私たちが進むべき道であると信じています。そして、これは“願い”というよりも“決意”です。書道の一筆一筆に強い意志を込めて揮毫しました。

書道を通じて平和を発信する本活動は、原爆の被害や戦争の悲しみを知る長崎で学ぶ学生の平和への使命と、国境や文化・宗教といった垣根を越えた交流の象徴です。

今回、長崎と台湾の仲間が共に筆をとり、平和を願う心を同じくして1つの作品を完成させたことは、まさに「書は心の鏡」という言葉を体現するものであり、深い感動を覚えました。また、今回の活動で台湾の方々と接する中で、人と人とを結ぶ力を改めて感じました。「和の輪を拡げ、ご縁の円をつなぐ」。この言葉通り、今回の出会いが、また新たな平和の形へと広がっていくことを信じています。

さらに今回、交流と友好の象徴として、私たちの作品を台南へ寄贈するとともに、台湾の書家・陳世憲先生からは長崎へ書をご寄贈いただきました。

これらの作品は、学園祭当日の11月1日(土)10時~17時・2日(日)の10時~16時に、教養教育G棟3階にて開催する学園祭企画展で一般公開いたします。書に触れ、書に親しむ機会として、ぜひご高覧ください。

また、学園祭では、11月1日(土)14時30分~15時・2日(日)の14時30分~15時30分に、中部講堂にて書道パフォーマンスも実施いたします。

企画展とあわせて、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。