【長崎大学サッカー部】元サッカー日本代表の太田宏介氏・徳永悠平氏を迎え、第2回サッカークリニックを開催

【長崎大学サッカー部】元サッカー日本代表の太田宏介氏・徳永悠平氏を迎え、第2回サッカークリニックを開催

4月26日、長崎大学サッカー部(以下、同部)は、地域の小・中学生にサッカーを楽しむ機会を提供し、スポーツを通じた成長を支援することを目的に、第2回サッカークリニック※1を文教キャンパスのグラウンドで開催※2しました。

今回はスペシャルゲストとして、元サッカー日本代表で、国見高校出身・V・ファーレン長崎でも活躍した徳永悠平さんと、FC東京時代に徳永さんのチームメートだった太田宏介さんを迎え、小・中学生のサッカー未経験者から経験者まで、幅広い層に向けた特別指導が行われました。

当日は、小学生41人、中学生18人の計59人が参加。ウォーミングアップやドリブルなど、ボールを使った基本技術の練習を中心に、プレー中のコミュニケーションの重要性についても丁寧に指導が行われました。

太田さんは「ゴールを取るためには、相手がどこにいるかを把握することや声をかけること、つまりコミュニケーションがとても大切。今日のような一つひとつの練習から意識して取り組んでください」と、技術面だけでなく、チームプレーにおける心構えの大切さも子どもたちに伝えました。

子どもたちは、プロならではの熟練された技や的確なアドバイスを間近で体験しながら、仲間と声をかけ合い、時に真剣な表情で、時に満面の笑みを浮かべながら、サッカーに夢中になっていました。 ミニゲームでは、ゲストの両氏も子どもたちと一緒にプレー。元日本代表のスピーディーな動きや巧みなボールさばきに、子どもたちは目を輝かせ、会場は大いに盛り上がりました。

ミニゲーム後には質問コーナーが設けられ、「どうすればプロになれますか?」といった率直な質問も飛び出しました。

徳永さんは、「自分のあこがれの選手や、うまい人のプレーを“盗む”こと。真似してみることが大事。そうすれば、プロや日本代表に少しでも近づけると思います」と語り、“見る力”と“学ぶ姿勢”の重要性を伝えました。

また、「サッカーに限らず、長崎からいろんな分野で活躍する人が出てくれるのはとても嬉しい」とも述べ、地域の子どもたちの将来にエールを送りました。

太田さんも、「最初はみんな緊張していたが、ボールを触るうちにどんどん打ち解けていった。全国でサッカー教室を開いているが、今日の長崎の子どもたちは自発的に動ける子が多く、楽しいクリニックになった」と、長崎の子どもたちの積極的な姿勢を感じ取っていました。

また、同部の学生部員たちもサポート役として参加。部員の一人は、「自分たちのクリニックと同じ練習メニューでも、子どもたちが初対面同士で自然に声をかけ合えるよう工夫されていて、経験値の差を実感、とても勉強になりました。次回のクリニックで早速実践していきたい」と語り、指導方法を学ぶ貴重な機会となったことを振り返りました。

クリニック終了後には、長崎県内の農園から提供されたオーガニック野菜を使ったお弁当を、子どもたちと両氏が一緒に囲み、会話を楽しみながら食事の時間を過ごしました。

プロを経験した方々から学べる貴重な機会となった第2回長崎大学サッカークリニックは大盛況のうちに幕を閉じました。このサッカークリニックは、今後、「学び」の機会を大切にしながら、月に1回程度開催し、将来的には週1回の実施を目指していきます。

今後のサッカークリニックの情報はサッカー部のInstagramでお知らせします。

※1 クリニックとは、単発の指導を基本とし、専門的なトレーニングや技術指導を通じて、初心者から経験者まで幅広い層が気軽に取り組めるプログラムです。

※2 本クリニックは、「アス町」「JOGA SPORTS COLLEGE」との共催です。

長崎大学サッカー部公式インスタグラムはこちら→ https://www.instagram.com/nagasakiuniv_fc/

前回のサッカークリニックの様子はこちら→ https://x.gd/0DJO5